
郷土の誇りである、おわら風の盆保存会の「越中八尾おわら保存会」の創立80周年記念事業が開催されました。
昨年の8月には事業の一環として、私財をなげうって「おわら」を守り続けた初代会長 川崎順二氏の顕彰碑の建立がありましたが、今日は記念式典や記念講演そして祝賀会が開催されました。
川崎先生の功績は多大であることはご承知のとおりでありますが、昭和8年9月の新聞記事にこのように述べておられるのが印象的です。
「たいていの人は、物事に慣れるとその良いところを忘れてしまうという悪いところがあります。先祖のおかげで残された宝物(おわら)を、何の苦労もなくそのまま受け継ぐことができるということは、なんと恵まれたこととは思いませんか。」
もちろん、現在の保存会の皆さんの苦労は多くありますが、産みの苦しみ、特徴や価値にもっと感謝の念を持つべきとの示唆でしょうか。
一事は万事!肝に銘じます!
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