2009年2月27日金曜日

ちょっとした裏話

富山県高岡市(旧福岡町)出身の滝田洋二郎監督の「おくりびと」アカデミー賞外国語映画賞を受賞し国内はもとより、地元富山県も大いに恩恵を預かっています。
そんななか、昨日の石井知事の提案理由の説明に先立って祝辞が盛り込まれていなかったことに、議員控室ではちょっとしたやり取りが?
今朝の新聞2社には、一方は「祝辞ぐらいは言って当然」とちょっと皮肉って?一方では滝田監督に県民栄誉賞を!といった記事が書かれていました。
これ以上はノーコメント!ですが、いずれにしても世界に誇れる映画監督の出身地であることは県民にとっても誇りです。
今後一層の活躍を祈り、できれば富山を舞台にすばらしい映画を製作していただくことを期待しております。

北日本四政経懇話会合同特別例会


2月定例会初日、恒例となっています知事を講師に招いた、北日本四政経懇話会合同特別例会が名鉄トヤマホテルで開催されました。
300名近い県内経済界を中心とする会員の皆さんとともに「元気・くらし安心予算」と題した、石井知事の新年度予算を中心とする講演を聴いてきました。
勿論、午前中に知事の提案理由説明を聞いていますので、2度目ということになりますが?
県議会では、芸術文化クラブの主催でミニコンサートを開催しています。
26日は、第8回のコンサートが議事堂玄関ホールで開催され、県内在住の室内楽トリオ カレイドスコープの皆さんの「花のワルツ」や中島みゆき、坂本 九のメドレーなどの演奏を聞かせていただきました。

2009年2月26日木曜日

県議会2月定例会開会

今日26日から3月24日まで、県議会2月定例会が開催されます。
厳しい景気・雇用情勢への対応や法人税などの減少による県財政の問題をはじめ、周産期医療など医師不足への対応や農林水産の振興、観光振興さらに防災・災害対策など多くの課題を抱える本県の21年度予算を審議する重要な議会です。
日頃より、多くの皆さんの声をお聞きしていますので、少しでも反映できるよう取り組みたいと思っています。
県議会は、緊張感の無い与党?や政権交代さえ訴えれば議員の使命が果たされたと思っている野党?とは違って、真摯に県民の声を県政に反映させるために全員が努力していますのでご安心下さい!
私は、3月13日の2時ごろから、予算特別委員会で質問に立つことになっています。ケーブルテレビで放映していますのでご覧下さい!

2009年2月24日火曜日

無花粉杉の開発と苗の大量生産


24日、農林水産常任委員会を開催し、21年度予算案の説明や当面の諸問題について審議をしました。
なかでも、いよいよ花粉症の季節?となってきましたが、富山県の森林研究所は1992年に全国初の無花粉杉を発見して以来、2007年に「はるよこい」と品種登録を行い大量生産にむけて取り組んできました。
いよいよ、2010・2011年に5,000本、2012年から10,000本と大量生産が可能になりました。
花粉症で苦しむ皆さんには朗報と!植林の拡大に勤めなければならないと思っています。

大連富麗華国際旅行社 金 春日社長来県

23日に、日中交流の際大変お世話になっている、金 春日社長ガ来県されました。
久々の再会でしたが、従来にもまして富山県のファンであることをアピールしていました。
また、大連ではまだまだ親日派が多く、来日、来県したいという希望が多いそうです。
今年の、遼寧省との友好提携25周年を契機に一層の交流促進が期待されます。

2009年2月23日月曜日

いつもご覧頂、ありがとうございます!

ひとりごと(H21.2.23)

トップページをリニューアルしました!

輝く光がトレードマークだったホームページのトップ画面でしたが、平成17年から4年が経過しようとするこの機会に心機一転リニューアルしてみました。
少し画面に動きを出し、色合いも重みを増したものにしました。また、「ひとりごと」はブログにして、より多くの情報をタイムリーに提供できるようにと変えてみました。
これからも、自身の議会活動を中心に多くの方にご覧頂き、ご理解を頂けるように頑張りますので、様々なご意見をいただければ幸いです。

2009年2月21日土曜日

緑のニューディール計画に思う!

厳しい経済・雇用情勢が続くなかで様々な対策が必要なことは周知のとおりです。こうしたなか、農山漁村の高齢化や人材不足のいかにも起死回生の時期の様に、緑の雇用や農業従事者の雇用拡大が叫ばれています。農山漁村は、過去にさかのぼると祖父母、父母そして子供達が総出で農地を守り生計を立ててきました。時代の変貌とともに、農業だけでは生計を立てることが困難になったことや経済が発展する中で生活の利便性を求め、公共事業が投入され町(地元)には中小零細ではあれ、就業の場が増えたことにより農繁期以外は兼業で生計を立てることが可能となった社会がありました。しかしその一方、農産物の自由化、減反(生産調整)政策そして担い手や集落営農、農業法人化への以降や規模の拡大政策の傍ら農業者が減少してきたのが昨今の農山漁村の実態です。

確かに、森林整備や自給率の向上等々の課題解決のためには、農林業の従事者を増やすことは重要な課題ですが、厳しい経済情勢だから救世主のように人が押し寄せ、果たして生計を立ててゆくことが出来るのかどうか?経済が回復した途端に過去に日本が歩んだように、潮が引くようにまた人が都会へ流れて行くのでは?と懸念や不安を持っています。

さらに、今国では農政改革の軸として米の生産調整への参加判断を各農家に委ねる「減反選択制」の導入が議論されることとなっており、生産調整政策への根強い不信の傍ら米価の下落や産地間競争の激化そして農家の生計そのものの課題が大きく横たわっています。

勿論批判だけでなく、真の日本の姿、農山漁村の姿が真摯に議論されることに期待するとともに、私も地域の実態を大きな声で届ける努力をしなければと決意を新たにしています。