2010年6月9日水曜日

GAP つくば市視察




7日・8日と茨城県つくば市で、年間売上7億円余りの、「みずほ村市場」やその直売所と契約している生産農家を視察してきました。
「みずほ村市場」の長谷川社長は、農業が産業を担っていない!、農家が生産者から経営者に変わらなければない!また、農産物の価格を生産者が決めてこそ産業として成り立つ!との持論を展開されていました。
市場の運営についても、生産者自らが価格を決めるけれども、そのためには高品質をもっとうに取り組むとともに、安定した供給のため、気候変動等による価格の変動を極力押されることに努力し、現在50近い経営者会の農家の方がかかわっています。
市場に搬入してくる生産者の方は、農家の後継者や新規参入者の若い世代が目につき活気がありました。
生産農家においても、こうした社長の意志がしっかりと根付いており、安全な農産物生産、環境への配慮に努めておられます。
茨城県での、地下水の汚染や霞ヶ浦の汚染が大きな問題となっており、県がGAP条例の制定を目指すとのことです。今後の農業は安全な農産物生産環境の保全そして農業者自らの安全の確保などの実践により、持続的に発展をさせていくといった大きなテーマがあると思っています。

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