ちょっとご無沙汰でした!
14・15日と神奈川県と東京都で、それぞれ雇用問題調査会で視察してきました。
テレビでも、報道されていましたが日本理化学工業では、70年前からチョークの生産を行っており、昭和48年度から重度障害者多数雇用融資制度モデル工場第1号として、全従業員77名中57名の障害のある方を採用し、ダストチョークの製造を行い国内シェア30%以上を占めています。
写真は、黄色のチョークが製造されているところです。
ヤマト財団は、ヤマト運輸の故・小倉昌男氏が阪神淡路大震災のおりに、障害者の皆さんが月給1万円で働いていることにショックを受け、私財を投げ売り(株)スワンを設立しスワンベーカリーとして、障害者の雇用・社会参加の事業を行っています。
いずれも、障害者が製造した物だからとか、福祉事業だから売れなくても、などとの考えではなく、自立と経営を明確な理念として、消費者に喜ばれる、ニーズに即した物を作るといった経営理念に基づきた雇用や経営がなされており、今後の社会福祉の在り方を深く考えさせられました。
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